オリジナルTシャツのプリント方法 ダイレクトインクジェットプリントの紹介
目次
当店のTシャツプリント方法は、大きく分けて3種類あります。
「レギュラープリント(DTFフルカラー転写プリント)」「シルクスクリーンプリント」「ダイレクトインクジェットプリント(フルカラー)」「ワンポイント刺繍」「フォントネーム刺繍」
当店ではデザインや注文内容を確認して最適なプリント方法をご案内しています。
このページでは「ダイレクトインクジェットプリントの紹介)」についてご紹介します!

ダイレクトインクジェットプリントとは
ダイレクトインクジェットプリントは、版やフィルムを使わず、CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4色のインクを直接生地に吹きかけてプリントする方法です。ガーメント(顔料)プリントとも呼ばれます。
写真のような細かなデザインやグラデーションやぼかしも表現可能です。コットン生地になじみ柔らかい色合いに仕上がりになります。アパレル業界でも広く利用されています。
ダイレクトインクジェットプリントの良いところ

プリント面の仕上がりが柔らかい!
カラー数に制限されず多彩な色を再現できるので、自由にデザインできます。
生地の影響を受けずくっきりとした仕上がり。プリントの綺麗さ重視なら迷わずこちらがおすすめ。

自由にデザインできる!
カラー数に制限されず多彩な色を再現できるので、自由にデザインできます。グラデーションやボカシなどの細かいディテールを再現できるため、精度の高いプリントが可能です。

1枚からお得に制作できる!
ダイレクトインクジェットプリントは生地に直接インクを吹き付けるため、シルクスクリーンで必要な「製版」が必要ありません。少ない枚数でプリントをしたい方におすすめです。

即日や短納期に対応できる!
製版が必要ないため少数から作成しやすくプリント制作の工程が早く、お急ぎの納品にも柔軟に対応できます。但しデザインデータが完全ではない場合はお時間工数別途掛かります。
こんなひとにおすすめ
| 10枚以下の少ない数を作りたい。 お急ぎ・短納期で仕上げてほしい。 フルカラー表現やグラデーション表現をしたい。 生地の風合いを損なわないプリントがしたい。 |
ダイレクトインクジェットプリントのメリット・デメリット
ダイレクトインクジェットプリントの得意◎ |
◎一枚からの小ロット作成 製版が必要ないため少数から作成しやすいです。 ◎フルカラーの自由な色彩表現 写真や多色のプリントが得意! 他のプリントではできないグラデーションやぼかしなどの質感も表現できます。 ◎原画の質感をそのまま表現 版を使用しない多色の表現が得意なため、鉛筆やクレヨンの原画からアナログタッチな表現ができます! ◎生地の質感を生かした加工 淡色生地は下地を使わずインクジェットならではの柔らかく着心地の良い仕上がりに。 |
ダイレクトインクジェットプリントの苦手△ |
△綿100%以外の化学繊維(ポリエステルやナイロン等)にはプリントできない 化学繊維はインクを弾いてしまい定着しないのでプリントできません。 →転写シートなら加工可能 △特殊カラー表現 ラメやメタリック、蛍光色(ネオンカラー)などの特殊なインクのプリントが再現できません。 →シルクスクリーンなら可能 △濃色生地、淡色生地の両方を制作の場合は差が出る 濃い色の生地には下地あり、淡い色の生地には下地なしで加工するため生地色の影響を受けて仕上がり色味に差が出る。 →転写シートなら同じ仕上がりに |
ダイレクトインクジェットプリントでの制作費用例
基本料金 |
基本の半袖Tシャツで作成した場合 ●ボディ:5001-01「5.6ozハイクオリティーT_シャツ」 ※ボディの種類や条件で変動します。詳しい御見積はお問い合わせください。 |
1箇所プリント |
1枚:¥3200(¥3520/税込) 5枚:¥2500(¥2750/税込) 10枚:¥2200(¥2420/税込) |
2箇所プリント |
1枚:¥5700(¥6270/税込) 5枚:¥4300(¥4730/税込) 10枚:¥3700(¥4070/税込) |
お店や企業ロゴをそのままのイメージでプリントできるのでユニフォームやイベント広告にもオススメです!
ダイレクトインクジェットプリントの種類
ダイレクトインクジェットプリントは大きく2種類に分かれます。

淡色インクジェット |
白下地なしでプリント ・淡い色の生地にのみ使えるプリント方法 ・白インクを使いません。デザインの白色の部分はプリントされず、生地の色となります。 ・下地なしで生地を活かしてプリントするので、生地になじむ仕上がり。柔らかく、ナチュラルな印象です。 |

濃色インクジェット |
白下地ありでプリント ・濃い色の生地にのみ使えるプリント方法 ・濃色ボディは生地色の影響を受けずに発色させるため、前処理剤塗布と白色のインクで下地を作ります。 ・下地の白とカラーの2回プリントを行うため、プリントに厚みができ、若干硬い質感になります。 |
ダイレクトインクジェットプリントでできる加工方法の種類をご紹介します

染込みビンテージ感風プリント |
濃度調整とミックスグレーや杢目生地へのプリントで生地目を活かしたプリント表現ができ、ビンテージ感も出てきます。下地がない分生地に馴染んで柔らかく仕上がります。 |

グレースケールプリント |
インクジェットならではのグレースケールの濃淡グラデーションも繊細に表現できるプリントで手書きドローイングやグラフィックの幅が広がります |

高解像度プリント |
濃色カラーのボディには前処理剤の塗布と白下地プリントで鮮やかな発色が出ます。前処理剤と白下地とデータの解像度によります。 |

ぼかしグラデーションプリント |
透過処理されたぼかしやグラデーションデザインをプリントして生地の色味を使って濃淡を表現するプリント方法。※要データ確認 |

ブラックマジック+カラープリント |
黒部分を生地色を使用したプリントデザイン次第で全体が引き締まった印象のデザインTシャツになります。 |

ステッチオーバープリント |
縫い目やジップパーカーのフロント部分にもフルカラープリントが可能ですがポケットを含め段差が大きいボディは不向きです。 |
濃色プリント(白下地印刷)時の前処理剤跡について
前処理剤って必要なの? △白インクを使う濃色インクジェットプリントの場合、生地に白インクを染み込ませず生地表面に定着させるための「前処理剤」を塗り、高温の熱プレスを行う必要があります。前処理剤が無いと生地がインクを吸ってしまい発色が出ません。 前処理剤の注意点 △前処理剤が生地で乾くときにプレス跡が着くこと(生地が濡れたように濃く変色したり、逆に白っぽいテカリ跡が残ること)があります。 当店ではお渡し前に跡を薄くする拭き上げ作業を行っていますが、淡い色の生地ほど前処理剤の跡が目立ちますのであらかじめご了承ください。 ※前処理材は水溶性なので洗濯をすると落ちて目立たなくなりますので品質上問題ありません |
ダイレクトインクジェットプリントの注意点
▲ CMYKインクでの表現の為、PANTONEやDIC等の色指定や金・銀、蛍光色でのプリントはできません。 ▲ 小さすぎる文字や細かすぎる線は、印刷時に潰れたりぼやけてしまうことがあります。文字やロゴは、ある程度の大きさを保つようにしましょう。 詳しくは「デザインガイド」「デザインQ&A」へ。 ▲ 濃色印刷の時は納品時に前処理剤が残りますが、水洗いで跡は目立たなくなります。 特にブルー系レッド系の色は、前処理剤が洗っても落ちにくいので、跡がのこる可能性があります。 ▲ 洗濯堅牢度はありますが、他のプリントと比較すると摩擦堅牢度が弱くなります。 ▲ 洗濯の際の漂白剤の使用、ドライクリーニングは避けてください。アイロンや乾燥機も使用しないのがおすすめです。 ▲ 淡色印刷は生地色の影響を受けやすくなります。 詳細は「よくある質問」へ(洗濯時の注意など) 他のプリント加工との比較 詳しい比較については詳細「HOWTOPRINT」へ。 |
オリジナルTシャツ制作後の着用時・洗濯時のご注意点
*初回着用前に必ず一度水洗いをして使用されることをお勧めします。
*ドライクリーニングはおやめください。
*Tシャツを汗や雨に濡れたまま放置したり、印刷部分に過度の摩擦を加えると
印刷面にひび割れやインキが落ちる現象が出る場合がありますのでご注意ください。
*洗濯をする場合は、手洗いを推奨いたします。その際は印刷面のもみ荒いは避けて下さい。
洗濯機を使用する場合は洗濯ネットを使用し弱洗濯を選んで漂白剤は使用しないで下さい。
*洗濯時に生地本体の色落ちが出る場合がありますので他の白色・淡色系衣類と一緒の洗濯
は避けて下さい。
*ランドリー乾燥はしないで下さい。洗濯後は、形を整えて日陰干しして下さい。
*アイロンを使用する場合、印刷面へ直接の加熱は避けて下さい。
印刷面へのアイロンをかける場合は当て布をして下さい。
ダイレクトインクジェットプリント まとめ
ダイレクトインクジェット印刷は
オリジナル商品を少量で作成したい人が気軽にお試しできるのが特徴の加工方法です!
淡色インクジェットはお得なパックを用意しています
また、自由なデザインをしたい人、グラフィックにこだわりたい人へおすすめです!